医学部行ったらお医者さんしなきゃいけないと思ってるヤツ

コメント

そんなことないぞ

臨床医意外をやろうとしてる俺がなんでも答える

ここではいろいろとネガキャンされてるけど、
実際勉強得意なら医学部行っておけば間違いないんだよな

グロNGとかなら別だが

>>3
まじでそう

やりたいことまだ決まってない奴は
とにかく医学部はいっとけば間違いない

だいたいどんな職業でもできる

医学部なんてダンチで難しいし
入ってから地獄じゃん

>>6
頭良い気取りで入学後テスト落ちまくりボロボロになってるアホいるよねw
受験前に適正無い事に気付けよっていう

医学部はただの職業訓練学校だぞ

>>7
医師免許持ってることでリスクなく他の業界に行けるんだよなあ
こんなお得な資格ない

医官になって厚生労働省で働くって難易度高いの?
何やればいいのか教えて

>>9
厚生省の説明会に行ったのと、身近にいた厚生省経験のドクターにお話聞いただけだけど
めっちゃ楽というわけではなさそう
単純な倍率は2倍くらいらしい
いろんな大学の人いたから学歴で差別はしてないんだろうけど、まあ上位国立大が多いのは事実
けど、ガチで勉強できるすごい人!って感じよりは、ほどほどに陽キャでコミュニケーションがマジで上手な人が多かった
書類仕事も多いから事務処理能力も大事なんだろうけど、それ以上に人との折衝が多いから、コミュ力はないとだめなんだろうね
卒後何年でも入れるし、卒後年数で給料が決まるから、入省が遅れることで金銭的にデメリットはない
ある程度臨床を経験してから行くこともできるのが良い(もちろんめっちゃ出世したいとかだと話は別なんだろうけど)
あと、俺が良いなって思ったのは、国のお金で留学できること
英語ができて希望があればハーバードとかロンドンの公衆衛生大学院ってMPHが取れる
個人で行こうとしたら1000万は余裕でかかるところ結構国が負担してくれるらしい


何やれば良いか
臨床以外に進む場合、どの分野でも共通だけど、コネとか人との繋がりがマジで大事
臨床以外の分野の情報は基本的には自分で集めに行かないと全然入ってこない
だから説明会参加したり、医系技官の人に話聞いて、内部のことをよく教えてもらうことが第一だと思う
臨床以外に進んだ人は教えたがりなところはあるから、嫌がらずに教えてくれるとは思う
とにかくいろんな人に会って、機会ごとに「医系技官興味あります!」ってアピールすれば詳しい人紹介してくれたりする
逆にこれくらいのコミュ力は最低限いるってこと

医系技官のことだけ書いたけど、県庁とか保健所とか地方公務員として働く道もあるから、難易度高いと思えばそっちも調べてみては
自分は出身県の県庁で働いてるドクターに話聞きに行ったけど、普通に面白そうだった
医系技官ほど忙しくなく、書類とか机上の仕事は少なく、手と足を使ってどちらかというと泥臭く働くって感じだけど、医系技官よりは実際の人との距離は近いので、合う人は医系技官よりも合うかもしれない

>>9
忘れてたけど、正式に厚生省に入省する以外に、人事交流って形で、普通のお医者さんが数年だけ医系技官として働くシステムがある
どうやって募集してるかよく知らないけど、知り合いから誘われて行ってる人が多い印象
臨床医としてのポジションを保ちながらお試しで医系技官ができるので良さそう
どちらにしても話をもってきてもらえるように、医系技官興味あるアピールは大事

医学は生物化学系ほとんど網羅してるから
将来生化学系研究者目指すなら理学工学農学より医学部経由で院は医学部大学院生物化学系に進む方がお得だぞ

6年だから遠回りに見えるが
生物系大学4年+修士2+博士3で9年
医学部6+医学博士4で10年、mdphdならもっと短縮でける

理系ポスドクは薄給でど貧困生活
でも医学系なら高級な医者のバイトで稼げる

研究者としてダメでもいくらでも潰しが効く
理系博士で年食ってたらもう転職先はない

研究医の話

研究医は大きく分けて二つあって、臨床研究医と基礎研究医

臨床研究は実際の患者さんをみながら薬の量や手術の手法を研究したりするので、研究者とお医者さん半々ぐらい
基礎研究は細胞とか遺伝子とかをいじるいわゆる科学者みたいなことをする
基礎研究の先生は何年も患者さんみてなくて、もう聴診の仕方もわからないとか言ってる人がいる
医師免許は持ってるけど、他の理系の研究者と変わらない感じかも

基礎研究やる人はかなり少なくて、基礎研究始めるタイミングでお医者さんを辞める人が多い
臨床研究はもちろんそれ専門でやる人もいるんだろうけど、一般的なお医者さんは博士課程でやることが多い
なので、臨床研究医は結局お医者さんが学位のために片手間で研究の真似事をしてるって言われちゃったりする
そもそも博士号って研究者に与えられるべきなのに、医学界では臨床医の箔付のために乱発されてるところがあるから、研究者の称号としては弱いのかも
けど、博士号がないと大学の教官になれないし、医局によっては入局者全員博士号取らされるところがあるから仕方がない
有名だと思うけど、博士課程の院生の給料はめちゃくちゃ低い(年200万くらいかな?)ので、研究だけ朝から晩までやってたんじゃ生活できない
結婚して子供がいたら尚更
なので院生とは言いつつも週2、3日は一般の病院でお医者さんをして生活費を稼ぐ必要がある
博士は4年間だけど実際に研究をするのは1-2年だけで、あとは学費は払ってるのに全く研究せず、ずっと一般病院で働いてることとかもある
だから日本の臨床研究はクオリティが低くて信用ならないとか外国から言われたりするらしい

基礎研究は初期研修終わった直後から入る人が多い
学生時代に所属してた研究室の大学院に入って研究者としてのキャリアをスタートする
もちろん臨床をやってから行く人もいるんだろうけど、教授とかを目指すなら、できるだけ若くてクオリティの高い論文を数多く出すことが大事なのでビハインドになる
長年基礎研究だけに没頭するとお医者さんができなくなるので、バイトなどは基本むり
大学からの高くない給料で一生やってくことになる
研究にロマン感じないと大変だね

>>15
だから医博を取ると35歳くらいまでかなり給料は少ないと言ってるのに
医師免許取ったらすぐ1000万くらい稼げると思ってるバカが多い

アメリカのことしか知らないけど、アメリカはお医者さんはMD、研究医はMD+Ph.D、公衆衛生系はMD+MPHの学位をとる
将来のキャリアによってとるべき学位が明確に違ってる
日本みたいにお医者さんがPh.Dを持ってたり、逆にPh.Dを持ってる人が患者さんをみたりすることはほとんどないらしい
お医者さんやる人は臨床に注力して、研究やる人は研究に全力
片手間でどっちもやることは少ない

留学の話

お医者さんは留学歴があることが一つのステイタス
医師免許を取って、専門医を取って、博士号を取って、留学歴があると書類上は多分エリート
一口に留学といってもたくさん種類がある

大きく分けて3つ
臨床、研究、大学院

一番多いのは研究留学
カッコよくいうとresearch fellowとか
博士課程の間や、博士号取ったあと、医局や研究室のツテで外国の研究室で研究をする
1-2年くらいの人が多いのかな?
留学先からは給料は出ないことが多い
日本の医局から給料がもらえれば良いが、そうじゃないと1000万ほど貯金を食うことになる
ちゃんと研究をしてて、お金が合って、英語がそこそこできれば大体留学できるのでハードルは低いと言えば低いのか?
基礎研究で留学してる人もいるけど、その辺はよく知らない

臨床留学
外国でお医者さんとして働きながら勉強する
カッコよくいうとresidentとかclinical fellow
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ドイツとかが多い印象
留学先の国で正式にお医者さんとして認められて仕事をするので、きっちり給料がもらえる
日本の医師免許を持っていても国外では通用しないので、留学したい国の免許を取るor医師免許と同等の能力があることを証明しなきゃいけない
一番有名なのはアメリカのUSMLEかな
USMLEというアメリカの医学生も受ける正式な医学試験に合格すると、アメリカで医者として働くことが認められる
日本でも目指す人は増えてきてるらしいけど、実際に臨床留学に行く人は多くない
単純に試験が難しくてかなり負担なのと、語学力が低すぎてたとえ試験に通っても受け入れてくれる病院が少ないらしい
インドとか中国とか、人生をかけてアメリカで医者をするために死に物ぐるいな人たちと勝負するのはなかなか大変
さらに最近外国人がアメリカ人の職を奪ってるって風潮になってるから、外国人の受け入れが減るんじゃないかって危惧がある
オーストラリアとかだと、日本の専門医があれば現地の医者として雇ってくれることもあるらしくて、アメリカに比べればハードルは低いのかな?
ほかに現地の医師免許はなくても、外国の病院で診察やオペを見学するオブザーバーとしての留学もある
日本では症例が少ない手術とかを外国まで見学に行って、数ヶ月その手術を勉強にいったりする
本当は患者さんは見れないんだけど、現地の先生の監督のもとで診させてくれたりくれなかったり?
日本ではもう珍しくなっちゃった寄生虫の治療を勉強しにアフリカに行った人と会ったことがある

大学院
外国で学位を取る
メジャーなのはアメリカとかイギリスの公衆衛生大学院かな
医者だとMPH(公衆衛生修士)っていうのを1年で取る人が多い
資格として残るし箔もつくので、公衆衛生方面に進まないお医者さんでも行く人がいる
あとは、臨床留学のためのコネづくりとしていく人もいるとか
MBAとかはマジで難関なんだろうけど、MPHは外国人の受け入れを歓迎しているから、ハーバードとかに行くのも不可能ではない
英語もそこまで堪能でなくて良いらしい(行くだけなら)
博士課程とかになるとまた大変なんだろうけど、数が少ないからよく知らない
アメリカイギリスが多いけど、熱帯医療やりたい人はタイのマヒドン大学に行く人もいる

(PGY○年ってプロフィールに書いてるお医者さんたまにいるけど、post-graduate yearの略で卒後年数のこと。海外志向だったり留学経験あったりするひと多いからお話聞きたい。けどたまにただのイキりの人がいるからこまる)

医学部に来てもお医者さんにしかなれないわけじゃないし、臨床以外にモチベーションを求めることもできるので、良い環境だと思う

基礎研究の給料ってどれくらい?
あとポストって確実に空いてるもん?

>>21
教授になってやっと1000万いくかどうかくらいらしい
大学教員は他の学部と給料変わらない
給与明細見せてもらったわけじゃないから確実じゃないけど
初期研修終わってすぐ基礎入った先生は、数年間は初期研修の方が給料高かったって言ってた
とある准教授の先生は、子供三人目が生まれたあたりでお金がやばくなって奥さんが働き始めたとのこと
本書いたり講義したりで副収入ある人もいるけど、そこまで行くのが大変だね
研究で大成功して特許とったり、外国に呼ばれて良い給料で研究してる人もいるけど、稀でしょう
教授になるまでの20数年間は、下手したら臨床やってる同級生の半分しか給料ないかもね

基礎研究は行く人少ないし人は足りてないので、ポストがないことはない
けどもちろん研究に適性がなかったり無能だったりしたら一生役職なしになるだろうし厳しい
ポストがあるとはいっても、自分の出身大学にずっといられるかはわからない
めっちゃ遠い田舎の教授職が空いてたとして、行くかどうか 
もちろん給料は全国共通
最近は減ってるようだけど、地方大だと教授は旧帝大から降りてくるのが一般的だった時代もあるようだし、基礎行くなら旧帝行くのが無難なのかも
学部で行くのと院で行くのと、どれくらい差があるのかは知らない

基礎行ってる先生は学部時代から研究やってる人がほとんどだから、まずは何かしら研究やってみて適性を見るのが大事かなあ
人気ある分野だとポストあっても倍率高くなるし、かといって人気ない分野だと研究室が潰れたりするし
分野選びも難しいね

何年?
5か6くらい?

>>22
そのくらいですね

いま海外に行ってる研究者さん達大丈夫なの?
スポーツ系芸能系の人は帰国してる人も多いけど
研究者系の人が急遽帰国してるとか聞かないし

>>25
見学だけの留学の人は延期したり、中止になって帰国してる人もいますね
ちゃんとしたポジションを得て行ってる人はそのまま残ってる人が多いですね
一世一代をかけて留学してたり、どうしても成果がないといけなかったり、簡単に中止できないのかもしれません

臨床留学の方でも、ガンガンコロナの患者さんを診てるという話も聞きます
向こうでお金をもらって仕事をしてるので仕方ないですね
帰国しようと思ったらせっかくのポジションを退職しないといけないので
なんなら2020年になって外国で職を得て、隔離などを経て向こうで仕事を始めた先生も知ってます

大学院の場合は、講義が全てオンラインになってしまったので帰国される先生も多いようです

膨大な税金かかってるから臨床医以外になるのはあんまり好ましくないけどね

アメリカの医者はmdだけでphdは滅多に取らん
mdphdコース行くのはガチ研究者志望ってのは分かる
つか研究医でもないのに博士号欲しがる日本の医者が異常ってのも分かる
でもMPHってのが分からん
医師免とって理系の修士取って箔がつくの?
公衆衛生学に相当する学部が日本には無いから
強いて言えば看護学や体育学が改変して健康保健学になってるようなの?
医学部出て看護学の修士取るようなの日本にはいないだろうし

>>29
よくある疑問だね
公衆衛生大学院は専門職養成のための場所
国際的には公衆衛生、行政、保健医療とかの分野で実務を担当するためにはMPHが必要
CDCとか国連、WHOなどの国際機関の募集要項見ると、応募するポジションに関連する修士号をもってないといけないって書いてあるはず
医師の場合は医療の分野で関わることがほとんどだろうから、MPHが必要ってことになる(もし医師だけど、例えば環境開発とかで国際機関に行きたいと思ったらその分野の修士号がいるんじゃないかな)
もちろん公衆衛生分野の博士課程もあるけど、そっちに行く人は公衆衛生の実務じゃなくて疫学とか生物統計とか基礎に近いマジの公衆衛生の研究者を目指す人が多い
アメリカ発祥の分野で、日本では最近やっとMPHをとれる大学が増えてきたけど、日本ではMPHがないとできない仕事ってあんまりないから資格自体の価値はまだ低いかも
実際MPH程度の内容は独学できるって言う人もいるし、本当に専門家として保健行政に携わりたいならMPHじゃ足りなくて、公衆衛生博士もった上でやるべきだって言う人もいる

けど名刺に「Dr.〇〇 MD, Ph.D, MPH」って書けるし、履歴書にも「ハーバード大学公衆衛生大学院修了」って書いてあったら強そうじゃない?
外国で大学院修了して学位とるってそれなりに箔はつくでしょ

>>30
書くべきこと書いてなかった

行政、公衆衛生に行きたい人 → 国際的に仕事するならMPH必要
一般のお医者さん → 仕事にはMPHは必要ない。けど、毎日臨床に携わるお医者さんが公衆衛生っていう少し広めの視野をもつことには一定の意味があるだろうから取る人もいる。

そういえば、日本の医学部出てMPHとった後、さらに平和学?か何かの修士とって国際機関で働いてる人の話聞いたことがある
ここまでくると学位が役に立つとか立たないとか、箔とかのレベルじゃなく趣味の世界
勉強したいこと勉強して、やりたい仕事やってれば、意味あるとかないとかどうでもいいのかも

そら勉強してきたし、学位が学士しかねえのは寂しいだろ
俺も最低でも修士ほしいわー

ゴリゴリの臨床研究はあんま興味ないから、人文・社会科学系の大学院に行きたいわ

>>37
人文の院行った人聞いたことないけど、実際どうなんかね
だいぶ志望動機説明するの難しそう

医療統計学とか医療経済学とか
羽生くんのライバルのネイサンも医師志望だけど文系医学狙いらしい

>>38
医療経済も統計も、なんなら普通のお医者よりもゴリゴリ数学使う理系やで

文系の医学ってなんだろうな
精神病理とか?

医療法学に医療文学医療哲学があるやろ

>>41
そんなのあるんやな

大学入る前は「法医学」がなんか医学と文系の間っぽくてかっけーやんって思ってたけど、研究室見学行って現実しったわ

>医療哲学
ネタだと思って書き込んだら群馬大学にあった
なに考えてるんや

>>43
ネタかよ
ググったらまじであったからよく知ってんなーと思ったのに

群馬大学の医療倫理学の教授は旭川医医→早稲田大学文学部→早稲田大学院だね

医学部から文学部はすげえな
勇気いる

東大理3から文学だか教養に行った人いたよね

離散様はなにやっても驚かんわ

宮廷医卒、30過ぎ勤務医で年収2400万やけど、
暇すぎて去年から司法試験の勉強始めたわ

バイト週1,2回やってあとは遊んで暮らしていくことって可能?

>>51
きついんちゃう?
割りのいいバイトは少なくなってきてるし
良いバイトするためには専門医がいること多いし、専門医維持するためには臨床ちゃんとやってなきゃだし
定年後とかなら可能だろうけど、アーリーリタイヤは他に投資とかしてないと厳しそう
そもそも遊んで暮らすと出費増えるんだから、普通より働かなあかんやろ

よーしおいら群馬大学医学部に行って医学哲学で博士号取っちゃうぞー
ってちゃんと講座あるしmdphdコース希望者歓迎しますとか書いてあるから学生いるんだよね

>>53
10年に1人くらいしかいなさそうだし、めっちゃ可愛がってくれそう

昔は国医出て博士取らないなんてありえない世界だった。
医局が許さなかった。
医者も人権持てるようになったんだな。

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