カイジ「センター3割…どうする!?」

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カイジ…圧倒的危機!

カイジ「センター利用で出せるところはねぇ…ボーダーフリーでも4割は欲しかった」

カイジ「現代文で調子を崩して以降、思うように行かずにこの失態!クソックソッ!」

センター当日!ゴーレムの攻撃!カイジに痛恨の一撃!

カイジ「とりあえず私大は一般前期で受けるとして…問題は国公立…」

カイジ…偏差値の低い地元の公立大の最低点を見る!

だが!

カイジ「クソッ受かるためには最低9割…!救えねえ!救われねえ!」

不可能に近い記述の9割!当然誰もが諦めるはず!

カイジ「ここまできたら…勝負だろうが!」

カイジ!特攻!

 

悪くない

 

二作目wktk

 

カイジ「しかし…特攻するにしても私大を一般前期で2校も受けている」

カイジ「私大の試験が終わった後は3週間しかねえ…3週間で9割だと…」

カイジ「待てよ…そもそも私大に受かる前提で考えてるのもおかしくないか?
合格にはおよそ6割は必要だが受かるのか?まず…センター3割の人間が」

カイジ…焦る!やっと…焦る!

 

~本屋~

カイジ「とりあえず帝愛大の過去問…」

帝愛大…偏差値50未満の私大にも関わらず、帝愛を始めとする多くの企業に就職実績を持つ人気私大である!

カイジ「クソッ地味にたけぇ…だが買うしかねえ」

カイジ!4500円を出し帝愛大の赤本を買う!

カイジ「赤本を買えば…過去問をやれば…受かる…受かる感覚がつかめる…はず…」

ざわざわ…ざわざわ…

カイジ「なんだこの胸のざわめきは…クソッ落ちるイメージが脳に!」

カイジ!うずくまる…脳に流れる不合格の文字!

 

カイジ「待て…やるんだ過去問を…やらないから不安になる…!」

カイジ…ようやく問題を解き始める

カイジ「何だ…思ったより簡単じゃないか。これで6割なら楽勝…楽勝…」

帝愛大の問題形式は大問5問を80分で解くマーク形式

カイジはそのうちの3問目までをわずか25分で突破…!

カイジ「おい…なんだこれは…」

カイジの解いていたのは英語…だが4問目には長文の連続…しかも長い…!

カイジ「何でだ…何で3つも長文がある…!俺はセンターですら長文1つしか解けねえのに…!」

カイジ…致命的に読めない長文…!

 

面白い。続けて

 

最初カイジじゃなくてガイジで読んでたわ

 

これは才能ある

 

これは出来る1

 

結局全5問を終えるのにかかった時間はなんと135分…55分の延長…!

カイジ「ダメだ…80分なんて短すぎる…!圧倒的に…!」

カイジ「どうする…長文3つとかキツすぎるだろ…ふざけろ!!」ダンッ!

カイジ「もう一度受験要項を確認するか」

国語、英語、数学、理科から2科目を選択して受験。

カイジ「な、なんだと!?英語を捨てれるじゃねえか…!」

カイジ…歓喜…!至福の時間…だが!

カイジ「しまった…センター3割の俺は他の教科も苦手じゃねえか!」

カイジ、ここに来て得意教科がないことに気付く…!

 

カイジ「もういい…小学生からやってるのは国語と算数…つまり
一番俺が勉強しているのは国語と数学ってこと…だから選ぶのは国語と数学…!」

カイジ「これしかねえだろ…!」

カイジ「そういや…私大は現代文のみ課すというヌルゲーのとこもあるじゃねえか…!」

カイジ「数学だってその気になりゃ…確率とベクトルと微積分+αが定番…!」

【国語の出題範囲】現代文B、古典B

【数学の出題範囲】数学IAIIBIII ただし数学Bはベクトルと数列のみ扱う

カイジ「…数IIIだと」

カイジ「ふざけろ…高校でも全部赤点だったじゃねえか…最初の双曲線から分からず…
無限…!無限なんて概念が来て、区分求積法やら部分積分法やら…訳のわからねえ…」

カイジ…数IIIのトラウマ…!…2学期期末テスト5点の悪夢…!

 

ざわ…ざわ…

 

あかんクソおもろい続けてくれ

 

カイジ「どうする…残ってるのは理科…だが理科は理系なのにノー勉だ」

カイジ「待て…物理なら…物理なら公式を覚えるだけで6割くらいいけるんじゃないか?」

カイジ…多くの怠惰な理系受験生がこぼした言葉をついに口にする…!

カイジ「うんうん…化学みたいに覚えまくらなくていいし」

カイジ「よし…国語と物理だ」

2科目選択で国語と物理…特殊!…特殊な選択…!

カイジ「よし。なら公式集を1時間ほど眺めたあと過去問演習だ」

カイジ…余裕の表情…だが、待つのは非情な現実…!

 

センスを感じるw

 

こいつ大学行かないでくれ笑
作家とかになって欲しい

 

~試験当日~

利根川「…以上で、試験の説明を終わります。これ以降は一切質問にお答えできません」

受験生A「おい!ここ落ちたらどうなるのか聞いてねえぞ!」

受験生B「俺たちゃセンター爆死したからわざわざこんなとこまで一般試験をな!」

ソーダソーダ!! ワーワー!!!!!

カイジ「…うわぁぁぁ!!」

利根川「…」ゴホンッ

利根川「Fack You. ぶち〇すぞゴミめら」

カイジ(こいつ…)

 

受験生生意気すぎてワロタ

 

ざわざわ… ざわざわ…

利根川「いいか…よく聞けお前ら。お前らはその通りセンター試験でまともな点も取れず
センター利用で行けそうなところがないからここで一般試験を受ける」

利根川「他の受験生を見てみろ。毎日毎日、参考書片手に必死に勉強していた
…だが、お前たちはどうだ。欲望に負け、参考書ではなくスマホ片手に
ソシャゲ!!2ch!!YouTube!!SNS!!怠惰に過ごしてきただろう」

シーン

利根川「本来はな、そんな勉強しないクズどもに大学などという高等教育機関に入る資格などないのだ
お前たちはどうせ働くということから逃げる道具としか認識してないだろう」

カイジ(確かに…当たってる…こいつに言う通り俺にとっての大学は労働からの逃避…!)

 

利根川「だが、ここでちゃんと点を取ればもちろん合格だ」

利根川「例年志望者の半数ほどは合格にしている。今回もそうなるだろう」

利根川「ここ帝愛大は偏差値は50未満の学部だらけだ。承知の通りお前らみたいな平均未満のクズ
しかここにはおらん。だが毎年2割ほどは帝愛への就職を決めている」

利根川「ここで、受かればまだ人生に可能性は出てくる。だがここに落ちれば可能性があるのはFラン!」

カイジ(くっ…)

利根川「こんなところまで来て落ちるような奴の未来など知らん
受かれ!受かることが全てだ!落ちればゴミだ!」

カイジ(受かってやる…絶対に…!)



そして、後日カイジの元に届くのは合格通知か不合格通知か…!?

 

数年後…

そこには筆舌しがたい地下での肉体労働をするカイジの姿が…!

カイジ「高卒の…現場仕事…!」



未来は僕らの手の中~♪

 

>>41
あっ….

 

完結か⁉?

 

巧妙な帝愛下げスレ

 

お前らの反応が他板でSS書いた時と違って絶賛ばっかだから楽しい

 

いや才能あるよ、他版でどんなSS書いたか知らんが今回のやつは面白い

 

fackの時点で勉強は全くしてないとわかる

 

>>51
あえてそう誤字らせることはよくあるんだが

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