受験も近いし、気持ちの整理をしようと思う。

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受験が迫っててメンタルがやられそうだから、書くことで少し吐き出そうと思う。

わいは一人っ子として生まれていままで過ごしてきているんだけれども、あまりお金がある家ではなかった。

親父は本当に子供を可愛がる人で、わいと凄く遊んでくれた。
趣味人なので、遊び方も上手くて、色んなことをさせてくれた。

母は真面目な人だけどユーモアがあって、わいの贔屓目かも知れないけどきれいな人だった。
小さいころのことはよく覚えていないけど、とても幸せな家族だったと思う。

読んでくれてる人いるのかな?w

わいは物凄く可愛がられて育てられたと思う。
両親は共働きで、保育園に預けられてた時間は長かったけれど、休日には疲れているだろうに、必ず遊んでくれた。

逃避せずに勉強せえ

>>5
叱ってくれてありがとうございます。
けど、吐き出さないとおかしくなってしまいそうなので。

ある日、多分3才の時だったとおもう。
親父がなにやら箱をもって帰ってきた。
親父が凄く嬉しそうだったのと、わい自身も凄くワクワクしてたから、その光景はよく覚えている。

親父が箱を開けると、そこにあったのはキレイなテニスシューズだった。
わいはよく親父と母がテニスをするのに連れていかれた。
二人が楽しそうにプレーするものだから、いつしかテニスが大好きになって、よくプロのテニスプレーヤーになると言っていた。

それを聞いた親父が無い金を工面して、買ってきてくれたのがそのシューズだった。

その日以来、テニスは見ているだけの物ではなく、自分がプレーするものになった。
親父は元々テニスのコーチだったから、わいを教え始めた。
練習はきつかったけど、上手くなると嬉しそうにする親父と母の顔を見るともっと頑張ろうと思えたし、なによりテニスは面白かった。

今年受験あるんだ
3年生の出席日数たりてんの?

>>8
今年は特例で、出席日数の免除があるので大丈夫です。
受験ができるかはこの状況だとわからないですけどw

ある日、トイレに入ってからリビングに戻ろうとすると、母の怒声が聞こえてきた。

ドア越しだったからよく解らなかったけど、とにかく凄い剣幕だった。
怖くて外で待っていると、母が物凄い勢いで飛び出していった。
こちらを見て少しハッとした顔になったあとに、ごめんね。とだけ言って、車で出掛けてしまった。
涙目だった。

それから、親父がでてきた。
怖くて泣いているわいを抱きしめながら、ごめんね、ママと喧嘩しちゃった。と言っていた。
緊張が解けたわいは号泣した。

そこから、何かが狂っていった。
というか、両親の間に変な空気が流れていることに気付くようになった。
お互いに気を許していないというかなんというか。
まあ、そんな中でもテニスの練習には毎週末出掛けていた。

そうして小学校に上がったワイは、テニスクラブに通うようになった。
ワイのテニスへの情熱に思うところがあったのか、そこのコーチはかなり上のクラスに参加させてくれた。

さすがに、体格も体力も上の先輩達との練習はかなり堪えた。
でもやはり親父も母も、わいが頑張っていることを聴いて嬉しそうにしているので、頑張ることができたんだとおもう。

けれども、家のなかではそうもいかなかった。
前より変な空気は濃くなっていったし、怒鳴りあいも増えた。
そしてついに、母は物を投げつけたりするようになっていった。

さすがにもういないかな?w


テニスの練習は日に日に厳しさを増していた。
親が喜ぶのは嬉しいけども、今日は練習に行きたくないなと思ってしまうような日もでてきた。

ある日、わいは練習を休んだ。
腹が痛くなったと回りには言ったけど正直なところ、繰り返す両親のケンカと厳しい練習に耐えかねて、今日は絶対にテニスに行きたくないと思ってしまった。

母は心配してくれたけど、親父には見透かされているようで、電話で練習にちゃんと行きなさいと言われた。
それからというもの、少しだけテニスが嫌になりそうな、ならなそうな微妙な気持ちで練習をしていた。

両親の仲は、さらに険悪になっていった。
お互いにわいの事を自分の側に置いておこうとして、両方とも好きなわいは、心が引き裂けそうになるというのはこういうことなのか。と初めて知った。

衝撃的な事が起きた。
母が親父に包丁を向けた。
もう頭のなかが真っ白になって、わいは固まっていた。

親父が、本気で母の腕を押さえ込んだ。
二人は目の前でもみ合っているけど、わいには何だかガラス張りの向こうに二人がいるみたいだった。

結局包丁をむしりとった親父は、少しだけ母を突き放した。
母は倒れ込んだあとに、嗚咽を漏らしながら、いつものように車で出掛けてしまった。

母はその日、帰ってこなかった。
そんなことは今までのケンカで一度もなかったのに。
親父は得意料理のカレーを作ってくれたけど、夕飯のあいだ、一言も話さなかった。

誰も見てないかな?
見てないなら終わりにしようと思うんだけど。

興味はあるけどテンポ悪いから人がついてこないんだよ
要点だけ教えて

>>26
わかりました。
ありがとう。

固い口調はきついんで、ゆるくいきます。

なんだかんだ母はかえってきたんだけども、包丁を向けたような相手と同居するなんて尋常じゃない。

それから二人は離婚するかもしれないという話をよくしてくるようになった。

けど、まだ小学校2年生のわいにそんなことは受け入れられず、大泣きしてしまった。

それで思い直したのか、あまり離婚の話はしないようになった。
けど、気持ちは燻っていたとおもう。

また少しだけ平穏な毎日が戻ってきた。
それぞれテニスと仕事で忙しくて、それどころじゃなかっただけかもしれない。

今度はわいにほころびが出た。
やっぱりだんだんとテニスが辛くなっていった。
小さい頃からやっているから、巧さではまけないけれど、どこかガッツに欠けていたわいは、試合で勝てなくなってきていた。

そうなるとすぐにテニスが嫌いになった。
友達は遊んでいるのに、わいは遊べない。

学校でも、公立なのに地域性からか、周りの経済力が違う。
しかも仲のいいと思っていた子達は皆サッカークラブで、どこか馴染みきれない。

だんだんとわいは親には練習にいくと言って友達と遊び、少しだけ遅刻して練習に参加しては学校が遅かったと言い訳するようになった。

プロになろうとすれば金かかるらしいからな
どのみち先は無かったろ

>>36
そうかもしれません。
けど、結果を出せばファンドが目をつけてくれる場合もあるので、親を幸せにするためにはその賭けしかなかったんです。

そのまま小学校を卒業したわいは、中学に行くんだけれども、場所がかなりかわって、誰も知り合いのいない中学に行くようになる。

公立の中学だったから、回りは皆すでに友達どうしで、入り込むのは難しかった。
仲良くはなれたけども、やっぱり壁があったと思う。

そういうことでストレスを蓄積していたけど、そこに来て、また親が大喧嘩をした。

今回はさすがに理由などを色々聞き出した。

どうやら親父は母に隠れてかなりの額の借金をしていたようで、それが母にバレたとのこと。
今回ばかりは離婚かもしれない。ごめん。といって泣いていた。
親父が泣くのは初めてみたし、借金だなんて思いもしなかったから、またパニックになってしまった。

なんで借金をしたのかと親父に問い質すと、どうやらわいのテニスの金のためらしい。

理由を聞いて、きちんとわいからも叱って、母とこの期に仲直りしてもらおうと思っていたけど、自分のテニスのためだと聞かされると、なにも言えなかった。

しかも、そんなところでテニスを辞めたいなどとは到底いいだせなかった。
家族を繋ぎ止めているのは、わいの将来への希望だけだった。

その場しのぎではあるけども、絶対に親には離婚してほしくなかった。
親が一人になるなんて考えられなかったし、外聞だとか、将来だとか、いろんな事が頭をよぎった。

そこではわいはテニスプレーヤーに絶対になる。
だから家族で団結しようということをわいが涙ながらに訴えて、ようやく母は怒りを鎮めてくれた。

わいはもう一度奮起してテニスに取り組んだけれど、なんだか心が不安定で、なによりテニスを楽しめていないわいが結果など出せる訳もなかった。

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